結婚式のムービーは手作りでOK?自作ムービーでありがちな6つの失敗ケースとは
結婚式ではオシャレで完成度の高いムービーを上映し、ゲスト様にも喜んでもらいたい!と考えるカップルは非常に多いでしょう。
ここで気になるのが
という点。
確かに結婚式で自作ムービーを上映するカップルは少なくありません。
しかし、自作ムービーにはたくさんのデメリットもあります。
この記事では、結婚式で自作ムービーを上映する際に起こり得る失敗例を紹介します。
これから結婚式を控えるカップルの参考になれば幸いです!
目次
結婚式のムービーは大きく3種類
結婚式で上映されるムービーにはいくつか種類があるため、まずここで基本となる3つのムービーについて理解しましょう。
- オープニングムービー
新郎新婦入場時、扉が開く前から開いた後にかけて上映。
入場シーンを盛り上げるための演出になります。
- プロフィールムービー
おふたりの幼少期から出会い~結婚までのストーリームービー、披露宴中に上映。
お色直しの入場シーンを盛り上げる前座としての役割を果たします。
- エンドロールムービー
披露宴のエンディングに上映。
新郎新婦退場後に会場内のゲストに対して上映されるのが一般的。
これら3つのムービーをすべて上映するケースもあれば、どれかひとつだけの場合もあります。
オープニングムービーはやや短めなものが多く、プロフィールムービーやエンドロールムービーは曲1曲分(おおよそ4~6分)の長さである場合が一般的でしょう。
特に、プロフィールムービーはお色直しでおふたりが中座しているときに上映することが多く、ぽっかり空いてしまった時間をうまくつなぐ目的でも使われています。
結婚式のムービーを手作りする唯一のメリット
自作ムービーの最大のメリットは「コスト削減」でしょう。
結婚式ではまとまった費用がかかるため、少しでもどこかで節約しようと考えるカップルが多いもの。
そこで良く注目されるのが、「ムービーって結構高いなぁ」という点です。
手作りすればムービーの費用はまるごと節約することができるため、確かに大幅なコストカットが叶います。
自作ムービーでありがちな6つの失敗例
節約のためにムービーの手作りに挑むカップルは多いですが、実際のところ、自作ムービーによる失敗ケースも非常に多いのが現実。
もちろん中には完璧なムービーを手作りするカップルもいますが、よほどのスキルがない限り、ミスやトラブルはつきものです。
では実際にどのような失敗ケースがあり得るのか、ここで具体的な事例を6つ紹介しておきましょう。
1.文字が読みづらい
最もありがちな失敗例が「ムービーに挿入した文字が読みづらい」というもの。
原因はいくつかあります。
- 文字が小さすぎる
- 背景色と同化している
- 端が切れてしまい一部が読めない
PCで再生している分には問題なく見えていた文字が、式場のスクリーンで見ると案外見えなくなるのはよくあること。
せっかく心を込めて書いた文章がゲスト様に伝わらないなんて、悲しいですよね。
2.映像が見切れる(縦横比が合っていない)
式場のスクリーンの縦横比を確認せずムービーを作ってしまう失敗例もあります。
この場合、上映してみると上下や左右が見切れてしまい、非常に見映えが悪くなってしまうため要注意。
文字が読めなくなったり、写真の一部が切れてしまったりするため、誰がみても「このムービー自分達で作ったのかな?」とバレてしまうのも残念です。
3.BGMが著作権の問題で使えない
好きな曲をBGMにしたいと考える方は非常に多いと思いますが、実際のところ「著作権」の問題があるため、そう簡単にどの曲でも使用して良いわけではありません。
著作権の問題をクリアせずムービー制作をしたところ、直前の確認段階で式場から指摘が入ったなどのケースも少なくありません。
著作権を守ってムービーを制作するためには、著作権フリー音源を使用するか、事前にISUMやJASRAC・レコード会社からの許諾を得ておく必要があります。(業者を通す必要あり)
結果的に音源が使えなくなり、映像とCDを別に再生するしかなくなった例もありますが、音楽と映像がずれてしまうなど、完成度はあまり高いものにならないのが通例です。
4.画質が荒い
PCの画面やスマホの画面で美しく再生できていても、式場の大きなスクリーンで見てみると画質の荒さが目立ってしまうもの。
せっかくのムービーも、画質が荒ければ見映えは悪くなってしまいます。
今はスマホでも画質の良いムービーや写真が撮影できますが、編集の段階でどんどん画質が荒くなってしまうのもありがちな例。
特に大人数が写っている引きの写真では、画質が荒くなると誰が誰だかわからないほどになってしまうこともあるため、注意が必要です。
5.再生自体ができない
式場ときちんと連携を取っていなかったために、再生可能なムービー形式を把握できておらず、式場で上映することができないというケースも起こり得ます。
多くの式場では、今もなおDVD形式でなければ再生できないため、事前にDVDにしてデータを持ち込む前提でムービーを作成する必要があります。
もちろん式場によって再生可能な形式が異なる場合があるため、事前の確認を忘れずに行いましょう。
6.ムービー作成に時間がかかりすぎる
「想像以上に手間と時間がかかって、他の結婚式準備に支障が出た!」という失敗談も良く耳にします。
普段からインスタやTikTokなどのショートムービーの作成に慣れている人でも、結婚式のムービー作成には比較にならないほどの時間がかかるものです。
それでなくても準備が山のようにある結婚式ですから、ムービーにばかり時間をかけていられないのも正直なところ。
「こんなに大変ならやっぱりプロに任せればよかったな」と後悔するカップルも少なくありません。
結婚式のムービーをお手頃価格でプロに依頼する方法
ここまでお読みいただいたところで、
と思った方はきっと多いのではないでしょうか。
ですが、リーズナブルな価格でプロに依頼する方法はあります。
その方法とは、「式場提携のムービー制作会社以外のところに依頼する」こと。
式場が提携しているムービー制作会社で依頼することで、スムーズなやりとりができる、費用はすべて結婚式費用とまとめてもらえるためわかりやすいなどのメリットはあります。
ですが、費用を少しでも抑えたいのであれば「外注して作成したムービーを持ち込む」方が圧倒的におすすめです。
ムービーを式場提携会社以外で外注する際の注意点
最後に、ムービーを外注する際の注意点を2つお伝えしておきましょう。この2つさえ忘れなければ、ムービー外注で失敗することはまずありません。
価格だけでなくクオリティも重視する
ムービーを依頼する業者を選ぶ際には、価格だけで選ばずに実際のサンプルムービーをしっかりチェックした上で決めましょう。
仮に価格が安くても、ムービーの完成度がイマイチだと外注する意味がありません。
実際に利用した方のレビューなども読み込み、クオリティの高そうな業者に決めることが重要です。
式場に持ち込みムービーについて確認する
結婚式場によっては、ムービーの持ち込みに際して持ち込み料金が発生したり、持ち込みは無料でもプロジェクタースクリーン利用料がかかったりとさまざまなルールがあります。
事前に担当プランナーに持ち込み自体が可能なのか、持ち込み料金がいくらなのかを確認しておくことを忘れないでくださいね。
まとめ
今回は、結婚式の自作ムービーについて解説しました。費用を抑える目的でムービーを手作りするカップルは多いものの、何かとリスクがつきまとう点が大きなデメリット。
結論、ムービーはプロに依頼するのが無難です。
費用を少しでもリーズナブルに!とお考えの方には、ぜひ式場提携会社以外の業者へ依頼する方法を検討されることをおすすめします。
クオリティーの高いムービーは、結婚式自体の完成度を高めてくれるもの。失敗することのないよう、慎重に依頼先を絞り込んでいきましょう。
Lcmアトリエでは、新郎新婦様はもちろんのことゲスト様にも喜んでいただけるようなウェディングムービーを制作しております。
もし、お困りごとなどございましたら、お気軽にお問い合わせください♪
2022年9月30日