後悔しないために知っておくべき結婚式場選びのポイント

後悔しないために知っておくべき結婚式場選びのポイント

結婚が決まったら、まず初めに頭によぎるのが「結婚式」ではないでしょうか。

一生に一度の結婚式を自分の理想の形で叶えるためにも式場選びは非常に重要なポイントとなります。

今回のテーマは結婚式場選び

質問者
こんにちは!元ウェディングプランナーの西野真由美です。

どのような段取りで結婚式場選びを進めていけば良いのか、また注意点についてもくわしく解説していきます。
これから結婚式場を決められる方のお役に立てれば幸いです。

そもそも結婚式場っていつ決めるの?

クエッション
式場選びのポイントをお伝えする前に、まずは式場を決定する時期についてお話ししておきましょう。

結婚式場を決定する時期としては、1年前から半年前を目指すのが理想的。というのも、早めに予約をすることで、人気の時期や日取りがおさえられる可能性が高くなるからです。

とはいえ、直近の結婚式を検討されている場合、挙式日から遡って3ヶ月前くらいに予約ができていれば準備は一応問題なく進めることが可能。

早く決めておけば心に余裕を持って結婚式準備を進めることができるので、可能であれば半年以上前に式場予約を済ませておくと安心です。

結婚式場選びの進め方3ステップ

ここからは、結婚式場選びの進め方を3つのステップに分けて解説します。

これから式場選びを始める方は、この順序通りに進めていくと良いですよ。
ステップ

ステップ1

ステップ①リサーチ


式場選びでは事前のリサーチがとても重要です。

結婚情報誌やインターネットを活用し、好みの式場を探してみましょう。
このとき、公式ホームページに掲載されている情報だけを鵜呑みにせず、実際に結婚式を挙げた先輩カップルの写真や口コミをなるべく集めるのがおすすめ。
宣伝用に撮影された写真と実際の式場の様子は大きく変わって見えることも多々あります。

インスタグラムや口コミサイトなどを見れば、情報はいくらでも集められるので、ぜひ探してみてくださいね。

ステップ2

ステップ②候補を3つに絞る


素敵な式場はたくさんありますが、式場見学に行くのは思いのほか時間も労力もかかるため、候補の式場は3つまでに絞り込むのが理想的。

絞り込む際には、式場の雰囲気だけでなく、参列ゲストがアクセスしやすい立地にあるかなども考えておくと良いですよ。

ステップ3

ステップ③第一候補の式場から順に予約を入れる


候補の式場が絞り込めたらさっそく式場見学の予約を入れていきましょう。
このとき、確実にチャペル、パーティ会場ともに見学できる日を選ぶと良いです。

式場によっては事前に予約確認の電話が入るケースもありますが、その際に念の為確認しておくと安心ですね。

土日に行われるブライダルフェアでは、当日の結婚式の状況によって見学ができないパーティ会場がある場合も少なくありません。
また改めて後日足を運ぶことになれば当然二度手間になってしまうため、確実に見学できる日程を選ぶようにしましょう。

式場見学の順番についてはできる限り第一候補から順番に予約をしていくのがおすすめ。
というのも、人気の日程や日取りを選びたい場合、少しでも早く予約した方が希望通りの日時を確保できる可能性が高まるからです。

見落としがちだけど重要なポイント

式場見学に行く際には、それぞれの式場をしっかりと見ておきたいもの。
ですが、チャペルやパーティ会場の全体的な雰囲気ばかりを気にしてしまうあまり、見落としがちなポイントがたくさんあるのも事実。

質問者
ここでは、式場見学の際にぜひとも確認していただきたい、見落としがちなポイントについてお伝えしておきましょう。

お手洗いのチェック

お手洗い
式場自体は雰囲気がオシャレでとても素敵なのにもかかわらず、お手洗いの掃除が行き届いていない、お手洗いが会場ごとに備えられていないなどの理由でゲストが当日良くない印象を抱くことは少なくありません。
特に、古いホテルなどを改装して式場を後付けしているような結婚式場は、水回りだけが古いままというケースも多いです。また、どのパーティ会場にも専用のお手洗いが備えられているかどうかも式場により異なります。

このあたりを細かにチェックしておくと「まさかそんなことでゲストに不満を持たせてしまったとは!」となることもありません。

スタッフの対応

結婚式
式場見学の際にはプランナーが式場案内をしてくれるのが通例ですが、結婚式当日ゲストが最も頻繁に関わるのはサービススタッフです。
式場に足を踏み入れた瞬間から、そこにいるスタッフ全員の対応をチェックするよう意識しましょう。

当日ゲストが気持ちよくお食事を楽しめるかどうかは、スタッフのサービススキルにかかっているといっても過言ではありません。

持込み料金

結婚式場を決める際にはお見積り金額も重要な判断材料になるでしょう。

ここで忘れずに確認しておいていただきたいのが「持込み料金」です。

結婚式では手作りのアイテムを持ち込んだり、中には衣装を持ち込んだりするカップルも多く、この場合に持込み料金がかかるかどうかは思いのほか重要なポイントになります。
また、披露宴中に上映するプロフィールムービーなどの持込みに際しても、プロジェクタースクリーンの使用料金がかかる式場も多いです。

持込みをすることで全体の費用を抑えたいのにかかわらず、持込み料金が高ければ結果的に費用を抑えることもできなくなってしまいます。
ちなみに、オープニングムービーやプロフィールムービー、エンドロールなどの映像は持込む方が圧倒的にお安くなることがほとんど。
Lcmアトリエでは、コストを抑えて良質なムービーを作成したい新郎新婦さまのために、リーズナブルでハイクオリティなムービー制作を行っています。

ぜひチェックしてみてくださいね

送迎の手配

結婚式
結婚式場の立地にもよりますが、多くの式場が最寄駅からの送迎を手配してくれます。ただ、手配自体は可能でもかかる料金は式場によって大きく異なります。

場合によっては成約時の特典としてゲスト送迎をサービスしてくれる式場も。
このあたりは交渉できる場合も少なくありません、ぜひ成約前に相談してみてくださいね。

価格交渉は成約前に行うこと

料金
最後に、結婚式場を決める際の値引き交渉についてです。よく、結婚式場は交渉次第で割と値引きが可能らしいという話を耳にするかと思いますが、

これは事実です。

しかし、値引き交渉が有効なのは式場を予約する前だけ。成約後は基本いかなる状況であっても値引きは難しくなるのが通例です。

そして、ハイシーズンや人気の日時などを狙う場合は値引き交渉がうまくいかないことがほとんど。

価格重視で式場を選びたい場合は、春や秋の人気シーズンを避けるか、平日の結婚式を狙うと大幅に値引きしてもらえる可能性が高まりますよ。

まとめ


今回は、式場を選ぶ際のポイントについて解説しました。結婚式場選びは、結婚式のクオリティそのものに影響するとても大切なステップです。

後悔することのないよう、慎重に進めていきましょう。

結婚式場の良し悪しは、外見がどれだけ魅力的であるかという点だけでは判断できません。式場の雰囲気以外にも、スタッフの対応やプランナーの提案力、さらには実際に利用された方の口コミなどから総合的に判断していきましょう!


この記事を書いた人
Mayumi Nishino
Mayumi Nishino
元ウェディングプランナーの西野真由美です。
国内・海外ウェディングに10年携わり、その後フリーライターへ転向しました。
これまでの経験を活かし、これから結婚式を挙げるすべての方に向けて、お役立ち情報を発信しています!

2023年7月18日