結婚式に余興は絶対必要?の質問に元プランナーが回答します!

結婚式に余興は絶対必要?の質問に元プランナーが回答します!

結婚式といえば演出。新郎新婦側で準備する演出や、参列者が行う余興演出など、さまざまな演出によって結婚式当日の楽しみ方は大きく変わります。

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今回のテーマは「余興演出の必要性」について。結婚式には絶対に余興演出が必要なのか、余興演出を依頼できる人が見つからない場合はどうすればよいのか、などについて語ります。ぜひ参考にしてみてくださいね!

余興演出に悩まされるケースは案外多い

ウェディングプランナーとしてお客様とお打合せをしていると、よく聞かれるのが

「余興って絶対必要ですよね‥?」

という質問。

このような質問をされる新郎新婦さまの多くは、

  • 余興を依頼できる友達がいない
  • 新郎側しか余興を依頼できそうな人が見つからない
  • そもそも余興演出をあまり希望していない

など、余興に対するさまざまなお悩みを抱えています。

特に、30代後半や40代の新郎新婦さまの結婚式を挙げる場合は参列されるゲストの年齢層も比較的高くなるため、「余興」をお願いするといっても適任者が見つからないケースは多々あるでしょう。
さらに、結婚式のスタイルが多様化している今、「余興の必要性」自体が疑問視されているところもあります。

結婚式に余興は絶対必要なのか?

余興
では結婚式に余興は必須なのかというと、その答えは「NO」です。
結婚式では必ず余興演出がなければならないという決まりはありませんし、むしろ余興がなくても結婚式は成り立ちます。
むしろ、無理をして完成度の低い余興を複数盛り込むくらいなら、余興はない方が結婚式の質というか内容は良いものになるでしょう。

ただ、結婚式において演出は必須です。

どのくらい盛り込むかどうかは別として、全く演出のない結婚式はまず成立しません。
つまり、余興演出を依頼できるゲストがいない場合は、無理に余興を実現させるのではなく、代わりになる演出を考えれば良いのです。

ゲストによる余興が実現不可能な場合の対処法

というわけで、結婚式に余興を入れられない場合、どのような代替案があるのかについて考えて行きましょう。

【おすすめ】プロによる余興演出を入れる

最もおすすめなのが、プロによる演出を何かひとつ入れる方法です。
結婚式ではプロによる余興を取り入れるケースがありますが、あまり多くはありません。ですが、実のところプロによる余興はゲストにとても好評!もちろん費用はかかりますが、その分クオリティは保証されるわけですから、安心して依頼することができますね。

内容としては、バイオリンやピアノの生演奏、ゴスペルシンガーによる生歌、ダンサーによるダンス披露などが多い印象。
また、プロのマジシャンやコメディアンを招待するケースもありましたが、これらもゲストに大変喜ばれていました。
ただ、プロによる余興演出を手配する際には、式場のプランナーに必ず相談する必要があります。なぜなら、ステージの設置や音響設備の使用可否などは、式場により細かにルールが決められており、希望する演出が実現不可能なケースがあるからです。
プロによる余興を正式に依頼する前に、プランナーへの相談は絶対に忘れないようにしてくださいね。
余興

ゲスト全員参加型のゲーム演出を入れる

余興がないとなると、どうしても空き時間が増えてしまうため、ここで新郎新婦のおふたりが企画する演出をひとつふたつ増やすのも良いでしょう。
この場合には、ぜひゲスト全員が参加できるゲーム形式の演出がおすすめです。ドレスの色当てクイズなどは定番ですが、景品にもしっかりこだわり、全員が夢中になって取り組めるような工夫ができると良いですね。

歓談時間をさらに楽しくする

プランナーをしていてよく感じるのが、多くの新郎新婦さまが「歓談時間が長いとゲストが退屈してしまう」と思い込んでいらっしゃることです。
ですが、むしろ危険なのは演出ばかりでほとんど歓談時間がないケース。こちらの方がゲストのストレスになってしまいます。
演出を詰め込まず、適度にゲストが自由時間を楽しめる時間を確保することが大切。さらに、歓談時間をさらに楽しめるよう、ひと工夫しておくと良いですね。
例えば、好きなときにデザートを取りに行けるデザートビュッフェを用意したり、子どもたちも退屈しないよう、キッズスペースを作ったりするのも良いでしょう。
デザートビュッフェ

ゲストによる余興で絶対に気をつけるべき3つのこと

では、ゲストに余興をお願いする場合にはどのような点を意識すべきなのでしょう。実は余興における失敗ケースは結婚式において少なくありません。
その場にいる全員が楽しめることを想定して考えるべき余興。ここで失敗することのないように、3つの注意点について知っておきましょう。

NG行為

内輪ネタは控えるべき


余興を担当するのは主に新郎側と新婦側の友人ゲスト。となるとどうしても起こりがちなのが内輪ネタで盛り上がってしまうケース。
もちろん、その場にいる一部のゲストにとっては楽しめる内容かも知れませんが、それ以外のゲストにとっては退屈に感じてしまうもの。
余興内容が内輪ネタに振り切ってしまうことのないように、新郎新婦さまから余興担当者に注意喚起しておくと良いですね。

NG行為

下品な内容の余興はNG


どうしても新郎側の余興で発生しやすいのが「下ネタや下品なテーマ」の余興。これらは絶対に控えておくべき。
特に、会社の上司や親族ゲストが多い結婚式であれば、このような下品な余興は喜ばれません。いうまでもありませんが、あくまでも結婚式であることを忘れずに、誰が見ても不快に思われることのない内容で企画しましょう。

NG行為

ムービーの多用に注意


新郎側の余興もムービー使用、新婦側の余興もムービー使用、となるとどうしてもゲストが飽きてしまいます。余興がムービー演出ばかりにならないよう、新郎新婦さまがしっかりとコントロールする必要がありますね。
そもそも結婚式では、新郎新婦のおふたりが準備したプロフィールムービーやエンドロールなどのムービー演出があるケースが一般的です。それに加えてゲストの余興にまでムービーが加われば、どうしても多すぎる印象になってしまいます。

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まとめ

今回は、結婚式における余興の必要性について解説しました。
結論、余興を依頼できそうなゲストがいない場合や、余興演出に抵抗がある場合などに関しては、無理に余興を入れる必要はありません。
ゲストによる余興の代わりに、プロによる余興を入れたり、歓談時間を楽しめる工夫としたり、さらにはゲスト参加型の演出を企画するなど、方法はいくらでもあります。
ゲストによる余興にこだわらず、おふたりの結婚式が、ゲストにとって心地よく楽しめるひとときになるよう、考えてみてくださいね。

2025年2月13日