結婚式よりもハネムーン?そんな方におすすめしたいとっておきの選択肢

結婚式よりもハネムーン?そんな方におすすめしたいとっておきの選択肢

結婚式を挙げるか、ハネムーンを叶えるか、その2択で悩むケースは案外少なくありません。

結婚式を挙げてからハネムーンというのが多くの方が描く一般的な流れではあるものの、両方を叶えるとなると高額な費用がかかるためです。
ですが、結婚式とハネムーンは比較すること自体が難しく、どちらも非常に捨て難いもの。

吹き出し

今回の記事では、結婚式とハネムーンのどちらかで悩むカップルさまへ向けて、新たな選択肢として検討いただきたい「結婚式+ハネムーン」の選択肢についてご紹介。
元リゾートウェディング専門のプランナーを経験した筆者が、結婚式とハネムーンを同時に叶える方法について解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

結婚式とハネムーンのどちらか一方を選ぶのは非常に難しい

結婚式とハネムーン
結婚式を挙げず、ハネムーンにお金を使いたい、という言葉はよく耳にしますが、実際のところ結婚式とハネムーンは完全に別ものなので、どちらかをあきらめるのは簡単ではありません。

そもそも、結婚式とハネムーンは目的もまるで違うため、結婚式を挙げるからハネムーンは不要とはなるはずもありませんし、その逆も然り。費用面で問題なければ、ほとんどの方が両方を叶えたいと思うのは自然です。

海外挙式+ハネムーンの選択肢

ここでおすすめしたいのが、海外へハネムーンに行き、その渡航先で海外挙式を挙げるという方法。

日本で行ういわゆる一般的な結婚式とはまるで性質が異なりますが、「結婚式を挙げる」こと自体は海外でも可能です。
海外リゾートウェディング自体は何年も前から多くの方が選ぶ人気の結婚式のスタイルですが、ここにハネムーンを絡めて一気に済ませてしまうというのが今回おすすめする方法です。

海外挙式は案外低予算でも叶えられる

海外挙式+ハネムーン
海外挙式と聞くと、とんでもなく高額な費用がかかるイメージを抱く方も少なくありません。ですが、実際にはその価格帯は非常に幅広く、驚くほど低予算でも叶えることが可能です。

例えば、結婚式だけを行い、披露宴(挙式後の食事会)はなしにする、という方法であれば海外挙式自体は20万円前後で実現可能。この場合は、チャペル使用料とウェディングドレス&タキシード、さらに牧師への謝礼など最低限必要な物が含まれている格安パッケージのようなセットプランを使用する形になります。

ただし、写真撮影などは別料金になることが多いため、写真にこだわる場合はプロのカメラマンによる撮影料金やアルバム料金で金額は一気に上がってしまう点に注意が必要です。

要するに、基本的な内容のみでよければ海外挙式はそれほど費用がかからないため、予算を気にするカップルさまには案外適した選択肢であるといえます。

海外挙式+ハネムーンのメリット

では、具体的に「海外挙式+ハネムーン」をセットで叶える選択肢を選ぶメリットについて解説していきましょう。

メリット

メリット1:ハネムーンにプラス20万円ほどで叶えられる手軽さ


先ほど費用に関しては説明した通り、ハネムーンの予算にプラス20万円ほどで結婚式自体は実現可能です。
国内の結婚式は、どうしても大規模になりやすく、費用も高額になりがちです。特に、人気の結婚式場を選ぶとご祝儀を差し引いても自己負担額は100万円を超えることがほとんど。決して低予算とは言い難い出費になってしまいます。

一方で、海外挙式はハネムーンのオプション感覚で行うことができるため、非常に手軽でお財布にも優しいのが特徴です。当然、ドレスや写真などにこだわれば追加料金が増していきますが、予算を抑えること自体は難しくありません。

メリット

メリット2:国内結婚式以上に非日常を味わえる


ハネムーン先で海外挙式を挙げるメリットとして忘れてはいけないのが、とびきりの非日常を味わえる点でしょう。
国内でも素敵な雰囲気の式場はもちろんたくさんありますし、夢の世界を味わわせてくれる結婚式場も見つけられます。ただ、海外となるとやはりその特別感はぐんと高まりますし、おふたりにとって忘れられない、素晴らしい思い出を作ることができます。

日本での結婚式では決して味わうことのできない特別感を存分に感じられるのは、海外挙式の大きな魅力であるといえます。

メリット

メリット3:結婚式準備が楽になる


海外挙式を挙げる場合、ゲストはゼロもしくは両親や家族のみの場合がほとんどです。むしろ、新郎新婦のみで行うケースが非常に多いのが海外挙式の特徴でもあります。

一般的な国内の結婚式は、招待状作成からお料理の選定、進行の取り決めや引出物の選定など、決めることが山のようにあるため、準備はやはり大変です。
一方で、海外挙式の準備は非常に簡単で、直前に一回の打ち合わせで済むほどですから、この負担の軽さは海外挙式ならではのメリットですね。

お忙しいおふたりにもぴったりの選択肢と言えるでしょう。

海外挙式+ハネムーンの注意点

海外挙式とハネムーンを一緒に行うとなると、注意すべきポイントがいくつかあります。
ここでは、なかでも特にうっかり見落とされやすい2つのポイントについてお伝えしておきましょう。

帰国後のパーティを開催するケースが多い

海外挙式を行う段階では、「まあふたりだけでも問題ないね」とおふたりで話し合い、あまり深く考えずに結婚式の準備を進めるものの、いざ終わってみると周りから「日本では結婚式しないの?」などと聞かれることも。

結果的に、日本でも帰国後パーティと称して1.5次会のようなカジュアルなパーティを開催するケースは非常に多いです。

どのようなパーティスタイルにするかはおふたり次第ですが、ここで豪華なパーティを企画すると結局費用が思いのほか多くかかってしまうこともあるでしょう。
ただ、帰国後パーティは友人中心に2次会のような簡易的なスタイルで行うことも多いため、この場合は会費制にすればそれほど費用はかからずに済みます。ただ、日本でもパーティを開催する可能性がある点は、念頭に置いておく方が良いでしょう。

帰国後パーティの際には、ハネムーンや挙式の際に撮影した写真を多数使用したムービーを作成してお披露目するのがおすすめです。

ロゴ

Lcmアトリエでは、結婚式にふさわしい特別感のある素敵なムービーを、リーズナブルな費用で作成することが可能です。気になる方はぜひサンプルムービーをチェックしてみてくださいね。

結婚式ムービー制作
ロゴ
プロフィールムービー制作|Lcmアトリエ

行き先によって費用が大きく異なる

ハネムーン
海外挙式とひとことでいっても、そのロケーションはさまざまです。一番人気のハワイから、グアム、そしてバリなどのアジア圏のリゾートも人気ですね。
ハネムーンは行き先によって費用がかなり異なるため、かしこく渡航先を選択する必要があります。

また、ハワイの場合は滞在日数も最低3泊5日は必要です。移動時間がどうしても長くなるため、小さなお子さまがいる場合などは要注意。一方で、グアムは移動時間も時差も少なく、ハワイと比較して断然手軽に行けるリゾートです。どちらも海はとても美しく、リゾートウェディングには申し分ないロケーションなので、短期かつ費用を抑えたい場合は候補に加えても良いでしょう。

このように、行き先をどう選ぶかはハネムーンにおいてとても重要なポイントとなります。費用を優先するか、雰囲気を優先するかは、カップルごとに異なるため、おふたりでしっかりと話し合って決めていけると良いですね。

まとめ

今回は、結婚式とハネムーンで悩むカップルさまに向けて、その両方を同時に叶える方法について解説しました。
海外挙式とハネムーンを同時に叶える方法は、うまく計画すれば費用をしっかり抑えつつ、おふたりの夢を叶えられる最高の選択肢ともいえます。
どちらかをあきらめよう、と考える前に、ぜひ海外挙式+ハネムーンの選択肢をじっくりと検討してみてくださいね。


この記事を書いた人
Mayumi Nishino
Mayumi Nishino
元ウェディングプランナーの西野真由美です。
国内・海外ウェディングに10年携わり、その後フリーライターへ転向しました。
これまでの経験を活かし、これから結婚式を挙げるすべての方に向けて、お役立ち情報を発信しています!

2025年10月26日