結婚式費用の最新事情!知っておきたい相場と節約術

結婚式費用の最新事情!知っておきたい相場と節約術

結婚式費用

感動のプロポーズを受けて、運命の彼と結婚が決まった!
ついに憧れのウエディングドレスが着られる!
両親の嬉しそうな笑顔が浮かぶ…
友達は誰と誰を呼ぼうかな♪
その前に彼のご両親にご挨拶に行かなくちゃ!
などと、頭のなかは一気に忙しくなって、幸せモード全開でしょう。
そして、喜びや嬉しさが落ち着いて、少し冷静になったときに、結婚式にかかる費用の心配や不安が出てきます。
結婚式のスタイルは様々で、新郎新婦が望む形には個人差がありますが、今回は、一般的にイメージする「結婚式」について、費用の相場や節約ポイントをお話していきたいと思います。

1.結婚にかかる費用の相場ってどのくらい? いくら貯金があればできる?

基本的な結婚式の<全国平均の相場は、354.8万円といわれています。(2017年全国平均データ)
「そんなに貯金がない!無理!」「結婚式で全財産使ってしまったら、後が大変!」と心配になる方も多いでしょう。
まずは現実的に自分たちが使えるお金がどれくらいあるのか、概算でよいので把握しましょう。

[二人の貯金]+[ゲスト様のご祝儀]+[親の援助]+[その他お祝い金]

結婚式費用

上記の計算で出た金額を、挙式その他のイベント、今後の蓄えなどに、どうやって配分していくのか、二人で考えていきます。
参考までに、結婚式費用は、きっちり割り勘とはいかなくても、だいたい男女半々で支払うカップルが多いようです。
ゲスト様のご祝儀は、招待する人数やお二人との関係性によって違ってきます。新郎側と新婦側で、あまり人数に差がないように、調整することも必要です。
また、期待し過ぎてはいけませんが、親や祖父母からの援助や祝い金があるかもしれません。(実際、約7割のカップルが援助を受けています。)
会社関係、労働組合、保険会社などから、お祝い金が出る場合は、申告するのを忘れないようにしましょう。
いずれにしても、結婚を意識するようになったら、二人で貯金をしたり、節約デートを楽しんだりして、無駄遣いは控えておいたほうが良いですね。

それでは、具体的に結婚式費用の内訳をみていきましょう。

2.結婚式にかかる費用

結婚式にかかる費用は、招待客の人数や、挙式・披露宴の内容でかなり変わってきます。

結婚式費用

①平均相場に基づいた具体例

  • 挙式 … 30万円
  • 披露宴の料理・飲み物 … 1人当たり 2万円
  • 写真(アルバム・CDデータ)… 20万円
  • ビデオ・DVD … 20万円
  • 別撮りのスタジオ撮影 … 15万円
  • 引出物・引菓子 … 引出物1人当たり 平均 5300円、引菓子1人当たり 平均 1300円
  • 衣装 ・・・ 新婦ウエディングドレス+カラードレス 48万円、新郎 16万円
  • 装花 … 17万円

仮に、招待人数を70名とした場合、総額は352.2万円になります。

上記は、ウエディングドレスからカラードレスに、お色直し1回のスタイルで計算しています。
和装で式を挙げたり、お色直しの回数が増えたりすると、その分、金額も上がります。
自分たちが結婚式に使える金額を把握し、優先順位を何に持っていくかで、ここだけは譲れないという部分と、節約したり削ったりする部分とを決めていくことが大切です。

②思わぬところで出費? うっかり見落としがちな支出を確認・想定しておきましょう

  • 花嫁の着付け料(和装)、ヘアメイクチェンジ料、新郎の支度料、ブーケ&ブートニアなど
  • スクリーン使用料、音響効果、ピアノ使用料などの設備費
  • サービス料 ・・・ 料理や飲み物を提供する際に、招待人数に10%がけが基本
  • お引上げ料 ・・・ 披露宴後、メイクや髪型を普段通りに戻す費用
  • 介添料 ・・・ 花嫁の衣装を直したり、椅子を引いたりするお世話係
  • 引出物の袋代
  • 持込料 ・・・ 引出物・引菓子を他で購入して結婚式場に持ち込む場合(業者が負担してくれる場合もあり。)
  • フリードリンクの追加や、子供用の特別料理の提供などの飲食代
  • 招待状・挨拶回りの際の手土産
  • 遠方からのゲスト様の宿泊代や、お車代など

細かい費用がいろいろと出てきますので、念入りにチェックしておきましょう。

3.貯金がなくても結婚式は挙げられる!

結婚式費用

少しずつ計画的に、結婚費用を貯めておくのが望ましいのですが、様々な事情によって、結婚は決まったけれど貯金と呼べるほどの蓄えがないという方もいらっしゃるかと思います。
お金がないから結婚式はやらない・・・と諦める前に、最近話題になっている持ち出し費用0円の結婚式を検討してみてはいかがでしょうか?
通常では、結婚式費用は前払いですが、ご祝儀での後払いを可能にしたので、自己資金がなくても、結婚式を挙げられるというシステムです。
本当は結婚式を挙げたいけれど、お金がないから諦める…と思っているカップルは、余分なものを省いて、節約して式を挙げる形も、考えてみてはいかがでしょうか?

結婚式は、新郎新婦だけのものではありません。
両親への感謝の気持ちを表したり、お世話になった方へ立派になった姿を披露したりする場でもあります。
たくさん費用をかければ良いというわけではありませんが、ゲスト様がお祝いしてくださる気持ちに応えるように、しっかりと計画を立てて、幸せなスタートを切りましょう。

この記事を書いた人
Kotomi Higuchi
Kotomi Higuchi
はじめまして♡卒花嫁の樋口琴美です。好きな事はカフェ巡り 、コーヒー。元ウェディングソムリエアンバサダーの経験を活かし、プレ花嫁さんに情報発信できるよう頑張ります!

2018年10月28日