結婚準備はいつから、何からやるべき?プロポーズから入籍・結婚式までの流れ

結婚準備はいつから、何からやるべき?プロポーズから入籍・結婚式までの流れ

大好きな彼からようやくプロポーズされた!幸せで心が満たされますよね。
ここから「結婚」に向けての準備が始まります。

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結婚式と入籍まではちょっぴり忙しくなりますので、スムーズに式を終えるためにもしっかりと予習をしておきましょう。

プロポーズから入籍・結婚式までの大まかな流れ

まずはプロポーズを受けてからの大まかな流れについてご紹介します。
プロポーズから結婚式まではおおよそ6ヶ月〜12ヶ月が目安です。

結婚準備

1. プロポーズ後すぐ〜1ヶ月後くらいまで
 【お互いの両親に挨拶】
2. プロポーズ後すぐ〜1ヶ月後くらいまで
 【友人知人に結婚報告】
3. 3ヶ月後〜半年後まで
 【両家顔合わせまたは結納】
4. 半年後〜1年後
 【結婚式・入籍】

大きく行うことは「ご挨拶」と「結婚報告」、「両家顔合わせ(結納)」そして「結婚式・入籍」です。
これだけ見ると「そんなに大変じゃないじゃん」と考えてしまいますが、実際にプロポーズから6ヶ月後に結婚式までこぎつけるのはかなりハードです。

半年で結婚式を行おうとすると、顔合わせやコーディネーターとの打ち合わせ・結婚指輪を探す・ドレスの試着など、平日の仕事帰りも土日祝日も、ほとんどの時間を結婚式の準備にあてなければなりません。
結婚式にはもうヘトヘトになっていることも珍しくないのです。
ですから「早く結婚したい」とはやる気持ちを少し抑えて、時間に余裕を持ってスケジュールを組んでくださいね。

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それでは具体的に、結婚式と入籍までの流れをご説明いたします。

お相手のご両親にご挨拶

まず初めに行うことは、お互いのご両親にご挨拶に伺うことです。
二人で揃って、女性側の両親に挨拶、後日男性側の両親に挨拶に行くのがスマートです。
お会いするのはレストランなどの場合もありますが、ほとんどはご自宅です。
お呼ばれした時と同じようにマナーに気をつけましょう。
ご挨拶に行くまでに手土産を購入しておきましょう。

3000-1万円程度で地元のものが理想的です。

服装もきちんとしたものを選んでください。
男性はスーツで。女性は白かベージュのツーピースやカーデガンが好まれます。
時間には余裕を持って出かけましょう。15分前には到着し、約束の時刻まで近くで時間を潰して待ちます。
どちらの家でも男性が話をリードしてください。
結婚を応援してもらえるように、結婚に真剣であることをしっかりと伝えましょう。

結婚準備

婚約指輪や記念品の購入

婚約指輪やそれに代わる記念品は、ご両家顔合わせまでに購入してお互いの家族の前で披露すると大変喜ばれます。
婚約指輪は2週間で受け取れる場合もあれば、引き渡しに1ヶ月ほどかかる場合もあります。
指輪のサイズの在庫はあるのか、既製品なのかオーダーメイドなのか、指輪に刻印をするのかなど多くの要因で納期が異なってくるのです。
ぜひ早い段階で探し始めましょう。

婚約指輪の平均価格は35万9000円(ゼクシイ結婚トレンド2019より)です。

ただしこれはあくまでも「平均」です。

値段よりも、お二人にぴったりの婚約指輪を選んでくださいね。
婚約指輪に代わる記念品で人気なのはペアの時計やアクセサリーです。
婚約指輪は婚約期間が終わればほとんどつける機会がありません。
しかし時計やアクセサリーなら、婚約期間が終わり結婚した後も普段から身につけられますね。

結婚準備

結婚式の日取りや会場を探しはじめる

婚約指輪や記念品の購入と同時に行いたいのが結婚式の式場選びです。
どんな式にしたいのか、二人でワクワクしながら希望を話し合いましょう。
次は招待客について考えます。
招待客は何人くらいにするのか、駐車場が広いところがいいのか駅から近いところがいいのか、バリアフリーでないと入れない招待客がいるのかなど、祝福してくれる方々をがっかりさせない気遣いが必要です。
結婚式場を決める際には、ウェブサイトから希望に近い式場をいくつかピックアップしてブライダルフェアに参加するのがオススメです。
お料理や模擬挙式など見られますので、あなた方の結婚式がより現実的なものになりますよ。
最終的に日にちと会場を絞り込めたら、ご両親にも相談して最終決定をしてください。

申し込みの際は内金(5万〜20万円程度)が必要です。

結婚準備

職場や友人に結婚報告

結婚式場選びの合間に職場や友人へ結婚報告をしましょう。

職場への報告は直属の上司→人事部→仲の良い同僚の順で。

結婚式に招待する場合は結婚式の日取りも決まり次第伝えましょう。
結婚式前後に休みを取る場合も、同時に報告をしておきましょう。

ご両家顔合わせ(結納・食事会)

現在ではご両家顔合わせは食事会が一般的ですが、格式の高い家柄やしきたりなどで結納を行う場合もあります。
結納を行うか食事会にするかは、両家のご両親と相談の上決めましょう。
どちらの場合もホテルや料亭の個室などで、特別な雰囲気の中で行われます。

日程は結婚式もしくは入籍予定日の3—6ヶ月前の吉日がオススメ。

出席者は本人とお互いの両親の合計六人が主流です。兄弟や祖父母などが出席する場合は、念のためお相手の了解を取りましょう。

それぞれについてご説明します。

結婚準備

食事会

食事会は両家が食事をしながらお互いの家族を紹介しあい、婚約したことを確認するための会です。
ホテルや料亭の「お顔合わせプラン」などがこれに該当します。

金額は大体1万円×人数分が平均的です。
結納は、結納品を交わし、正式に婚約する儀式です。
若い二人の婚礼までの無事を祈る儀式とも言われています。
ホテルや料亭の「結納プラン」がこれに該当します。
結納品は地域や男女で違いがあるので、お互いのご両親への確認が必要です。
結婚式場を併設するような大きなホテルでは結納専門店があり、結納品の相談に乗ってくれるところもあります。

結納金+結納品の全国平均は110万円程度です。

少なくないお金がかかりますので、お互いのご両親によく相談しましょう。

結婚指輪の購入

どのようなスタイルの結婚式でも指輪の交換がありますね。
ですから結婚式に間に合うように結婚指輪を用意しておきたいものです。
結婚指輪は既製品であっても、手元に届くまで1ヶ月はかかります。
オーダーメイドだろ3ヶ月以上かかることも稀ではありません。
早めに準備を始めましょう。
婚約指輪を選ぶときに結婚指輪も一緒に見ておくと時間短縮になりますね。

結婚指輪の平均価格は夫婦二人ぶんで24万3000円(ゼクシイ結婚トレンド2019より)。

デザインはお揃いでも異なるものでもOK。
婚約指輪よりはお値段控えめですが、これから一生つけ続ける大事な指輪です。
妥協せずに二人が納得できるものを選んでください。

結婚準備

結婚式の準備

結婚式の準備が本格的になるのは、式当日の3ヶ月前からです。
招待状の発送・会場の装飾・披露宴の食事内容・二次会の会場予約・出し物やプログラムなどを結婚式場のコーディネーターと一緒に選び決定していきます。
結婚式にも人気の高い日取りがあり、過ごしやすい9月〜11月の吉日が好まれます。
ウエディングドレスやタキシードなどの衣装を借りる場合、これらのハイシーズンでは着たい衣装が出払ってしまうことも。
早めに予約を取っておきましょう。
ウエルカムボードや座席表などを手作りするなら余裕を持って準備をしておきましょう。
意外と手間がかかるものですので仕事終わりに徹夜で座席表を作り、結婚式当日は目の下にクマが…なんてことにならないように、ある程度は業者にお願いするのがベター。

結婚式を演出する大事な要素の一つであるプロフィールムービーもその一つ。
動画の編集はやりだしたらきりがありませんので、どんどん時間を取られます。
ですから時間のかかるムービー作成は業者に依頼するのがオススメです。
プロが作成したプロフィールムービーはおしゃれで華やか。
結婚式の華を演出してくれます。
依頼方法もスマホでカンタンにできますよ。
最短1週間で受取が可能なので「もう間に合わない!」と思ってからでも間に合います。

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結婚準備

結婚式

結婚式当日も慌ただしい1日となります。
前日はしっかりと休み、睡眠をとっておきましょう。
以下に11時挙式スタートの場合のスケジュール例を掲載します。

結婚準備

8:30 新郎新婦会場入り・持ち込み荷物などの確認
8:45 新婦の着替えやヘアメイクなどスタート
9:30 新郎の着替えやヘアメイクなどスタート
10:00 挙式リアーサル・写真撮影・親族紹介
10:50 挙式スタンバイ
11:00 挙式スタート
11:30 アフターセレモニー・写真撮影
12:00 披露宴スタート
14:30 披露宴お開き・お見送り
15:30 お見送り完了・お着替え
16:00 後片付け・清算
18:00 二次会スタート
20:00 二次会お開き

実際の結婚式当日の流れやスケジュールは、ウエディングプランナーから説明がありますが、大体の流れはこのようになります。
挙式が11時開始でも朝から晩までかかります。
披露宴でもお色直しやイベント演出などでバタバタして、料理を食べられないこともしばしばあるようです。
結婚式当日の朝ごはんをしっかり食べて、1日バテないようにしましょう。

入籍

婚姻届を役所に提出して、法的に入籍となります。
婚姻届は全国どこの役所でも備え付けられてあります。
見当たらない場合は窓口で聞いてみましょう。
結婚情報サイトからダウンロードができたり、結婚情報誌や女性向け雑誌にも付録としてつけられていたりすることも多くなりました。
可愛い婚姻届を使用するのも特別感があって良いですね。
本籍地以外の役所に届け出る場合は、戸籍謄本が必要です。事前に取り寄せておきましょう。
婚姻届には、入籍する本人以外に2人の承認が必要です。
20歳以上であれば誰でも問題ありませんので、家族やお世話になった人に頼むと良いでしょう。
婚姻届の提出は24時間いつでも受け付けてくれます。
しかし窓口が開いている時間帯に届けた方が、内容を確認してもらえるので安心できますよ。
届出の際は記入済みの婚姻届・戸籍謄本(必要な人のみ)・本人確認書類・印鑑を持参しましょう。
結婚と同時に引越しを考えている人は、引越しと婚姻届の提出を同時に行うと二度手間にならずに済みます。
その際は婚姻届を先に提出、次に転入届けを提出してください。

結婚準備

時間に余裕を持ってスケジュールを組み立てて

プロポーズを受けてから結婚式・入籍まではやることがたくさんあって目が回りそうなほどです。
ご紹介した以外にも、引っ越す予定のある人は引越し先の下見や引越し業者選び、荷物の整理などもしなければいけません。
まず何からやるか、どれを優先するかをおさえて、結婚式や入籍までに慌てないように準備を進めてくださいね。

この記事を書いた人
Mayumi Nishino
Mayumi Nishino
こんにちは!元ウェディングプランナーの西野真由美です。
国内・海外ウェディングに10年携わり、その後フリーライターへ転向しました。これまでの経験を活かし、これから結婚式を挙げるすべての方に向けて、お役立ち情報を発信しています!

2020年2月26日