コラム

感動のベールダウン〜新婦と母親を美しく魅せるやり方

感動のベールダウン〜新婦と母親を美しく魅せるやり方

入場前の厳かな儀式といえば「ベールダウン」ですよね。
生まれてから今までお世話になった方に
新婦が最後の身支度を整えてもらうセレモニーです。
新婦様は大切な人との最後のひと時を。
お相手様は大きな晴れ舞台で感動を味わえます。
ところでベールダウンを美しい所作で行うにはコツがあります。

ベールを降ろせばいいだけでしょ

なんて普段と同じ動作をすると、せかせかして不恰好な印象になり
せっかくの結婚式が台無しになってしまうかもしれません。
今回は、美しいベールダウンのやり方についてまとめました。
結婚式当日までにぜひ一度お読みいただき、美しいベールダウンの参考になさってください。
新婦様にもお母様にも、悔いのない結婚式になるように願っています。

ベールダウンの流れとお作法

まずは動画でベールダウンのお作法を確認しましょう。

新婦とお相手様が向かい合う
この時、近すぎると新婦様のドレスの裾を踏んでしまうので、
事前に練習して距離感を測っておくと良いでしょう。

新婦が腰を落とす
腰を軸にして、背骨を曲げずにお辞儀をするイメージです。
背中を丸めてしまったり、首だけ傾けたりすると不恰好です。
ドレスやティアラが重いと大変ですが、
できるだけ背筋を曲げないように頑張りましょう。

お相手様がベールを持ち上げゆっくりおろす

  • ベールを持ち上げる
  • ゆっくりおろす

動作を2つに分けて行うと美しく映えます
新婦の髪の毛を巻き込まないように注意しながら
ゆっくりとベールをおろしてください。

美しいベールダウンのコツ

こちらも参考動画がありましたので確認しましょう。

タイミングを見計らって

多くのケースでは、チャペルの扉が開き、
バージンロードを歩く直前にベールダウンを行います。
緊張で司会者の声が聞こえないことも考えられますから、
「バージンロードを歩く前に」
と覚えておくと安心ですよ。
もしお相手様が緊張しやすい方なら、
「チャペルの扉が開いたら」
と事前に確認しておきましょう。
気がつかずにバージンロードを歩き出すことのないようにご注意を!
ベールダウン

思っているよりもゆっくりと

何事も、動作をゆっくり行うだけで優雅に見えるものです。
ゆっくりすぎだと感じるほどゆっくり行いましょう。
ただし腰を落とす動作はとても負担がかかりますから、
ムリをしない程度にとどめてくださいね。

腰をかがめて

もし足腰に自信があるなら中腰になって。
お相手様が動きやすくなるので、
所作の美しさに磨きがかかります。
片足を少し後ろにずらして腰を垂直に落とすと
ヒールでも中腰になりやすいですよ。

ベールはまっすぐ?

新婦様のお顔前にベールを持ってくる動作ですから
ヘアスタイルやドレスの形によっては
ベールがひっかかってしまうことも。
その姿のまま結婚式の最後まで過ごすことになりますし、
ゲストからはベールの折れが丸見えです。
ベールがおろせたら、
頭や肩、背中周りにベールが引っかかっていないか
お相手様に確認してもらいましょう。
ベールが全方向にまっすぐおりていればOKです。

泣かないように堪えて!

ベールダウンの際には
お相手様から新婦様へ声かけをされるのが習わしとなっています。

あなたの母でよかった
幸せにね
ムリしないように

など、心からのメッセージに涙がこぼれてしまうことも。
控え室ならともかく、入場直前に泣いてしまうと
崩れたお顔のままで挙式へと進んでしまいます。
お写真も崩れたメイクのあなたが写ることに。
挙式直前の号泣ポイントですが
できるだけ涙を流さないように耐えてください。
なお入場直前のベールダウンでは隣にお父様が控えています。
涙を流すお父様も少なくありませんので
お父様にも泣くのを堪えるようにお伝えしてもいいかもしれません。

ベールダウンを行うカップルは多い?

ベールダウン
ブライダル総研によると、
2012年4月〜2013年3月までに首都圏エリアの挙式カップルが
ベールダウンを行った割合は51.1%。
およそ半数以上が結婚式に取り入れています。
人生で一度きりの晴れ舞台で、
大切な方にも記憶に残る演出をしたい・大切な方にスポットライトが当たる演出を取り入れたいと願う
新郎新婦様の願いが込められているのではないでしょうか。

ベールダウンの意味とは

ベールダウン
現代の結婚式において、
ベールダウンは母と娘の感動の演出という意味合いが強いものですが
本来は魔除けのための儀式でした。
発祥は古代ローマ。
悪魔から身を守る・神への忠誠を示すための儀式だったのです。
当時は赤や黄色のベールが使用されていました。
今ウェディングベールといえば白が中心ですよね。
白には「清浄」という意味があり、
ベールをおろして新婦を清める演出へと変化していったのです。

ベールダウンは母親以外でもいいの?

お母様以外の人に依頼しても大丈夫です。
お祖母様やご姉妹、ご友人が行うケースもありますよ。
そもそもベールダウンは新婦様を清める儀式です。
ですから新婦様が
「最後に感謝の気持ちを表したい」
「自分の結婚式でこの人と一生の思い出を作りたい」
このように願うお相手に依頼すればよいのです。
お母様がよく指名されているというだけで、
母親に指名しなければならない決まりはありません。

バージンロード手前以外のベールダウンもアリ

ベールダウン
多くの場合はバージンロードの前で、
ゲストの皆様の目の前で、祝福を受けながら行います。
ですがベールダウンを行うタイミングにも決まりはありません。
緊張してちゃんとできるか自信がなかったり、
お相手様とじっくりお話ししたい新婦様は
入場前に控え室で行うことも。
控え室でのベールダウンはゲスト様の目を気にする必要がありません。
ですからより一層素直にお話しできるのではないでしょうか。
結婚式の演出というよりも、新婦様とお相手様の一生の思い出という意味合いが強くなります。
ふたりだけの心の対話になるのです。
また控え室であればどれだけ泣いても大丈夫。
メイクを直して晴れやかな気持ちで挙式に臨めますよ。
もちろん、ベールダウン自体をやらないという選択も○。

ベールダウンの代わりの演出も知っておこう

ベールを折り返さないマリアベールでは、ベールダウンができません。
また和装の結婚式ではベールがありませんね。
そんな時は代わりにこんな演出を取り入れてはいかがでしょうか?

アクセサリーをつけてもらう

新郎新婦両方のお母様からアクセサリーをつけてもらう演出です。
ベールダウンよりもカジュアルな印象のセレモニーですね。
気軽な印象の結婚式にしたい新郎新婦が取り入れることの多い演出です。

ブーケをもらう

バージンロードの途中でお相手様からブーケを受け取る演出です。
「花嫁の重要なアイテムであるブーケを渡す」という演出は
見ている方も心動かされます。

末広の儀を行う

末広の儀
和装結婚式でよく取り入れられます。
お相手様が新婦様の帯に扇子を差し込む儀式です。
末広とは「末広がり」を由来に持つ、
祝い事の席に限定して使用する扇子のことです。

紅置きの儀を行う

紅置きの儀
こちらも和装結婚式で行われる儀式です。
控え室で、お相手様新婦様の紅の最後を書き上げます。
紅は魔除けや厄除けの意味があり、
大切な子どもに一切の災いが降りかからないようにという親心が込められています。

まとめ

ベールダウン
結婚式でよく取り入れられているベールダウン。
練習もせずにぶっつけ本番してしまうと、大失敗してしまうかもしれません。
失敗すると、ベールが折れたまま挙式に臨むことになり
結婚式の写真がすべて不満の残るものになってしまうかも。
一生に一度の大切な瞬間を最高のものにするために
この記事を参考に、素晴らしい瞬間になさってくださいね。

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