結婚式の雰囲気はオープニングムービーで決まる! 「オープニングムービーとは」からポイントまで徹底解説
結婚式では、映像を使った演出があります。オープニングムービーやプロフィールムービー、エンディングムービーなどカタカナがたくさん並んでいて、どれにしたらいいのかわからなくなってしまいますよね。
今回は、結婚式で多く使われているオープニングムービーの基礎知識を徹底解説します。
目次
オープニングムービーとは
オープニングムービーとは、名前の通りオープンする(始まる)ときに使う映像演出です。
新郎新婦が入場する直前の披露宴会場では、ゲストがふたりの入場を今か今かと待っていますよね。そんな待機時間中に流すムービーがオープニングムービーです。
始まりの合図で使われるオープニングムービーに対して、終わりの合図で使われるムービーがエンディングムービーです。
ざわざわしている披露宴会場もオープニングムービーが始まると、一気に結婚披露宴開始の空気に包まれます。
オープニングムービーとプロフィールムービーの違い
オープニングムービーとプロフィールムービーは、似ているようで大きな違いがあります。
ここからは、ふたつの違いを項目別に詳しく解説しましょう。
目的
オープニングムービーの目的
ゲストに「今日はありがとうございます」「これから披露宴を始めます」ということを伝えることです。
また、ざわついていた披露宴会場を引き締める役割もありますね。
プロフィールムービーの目的
ゲストにふたりのことをもっと知ってもらうためです。ゲストは、新郎側と新婦側にわかれていますよね。
新郎側のゲストは、新婦の顔を初めてみる人がほとんどです。新婦側のゲストも、新郎ってどんな人だろうと興味津々でしょう。
プロフィールムービーは、すべてのゲストにふたりの生い立ちから結婚までのいきさつを簡単に説明する役割があります。
長さ
ふたつのムービーは、目的が違うため長さも違います。
オープニングムービーは、感謝の気持ちと始まりの合図が目的なので、長くても3分程度です。
ふたりの出会いや結婚までの流れはプロフィールムービーで説明できるため、オープニングムービーでは、披露宴準備や試着時の写真を使うと「いよいよ本番! 」という演出ができますね。
一方のプロフィールムービーは、ふたりのことを伝えることが目的なので6〜8分程度と長くなります。
使う写真の枚数もオープニングムービーの数倍多くなります。
映写するタイミング
オープニングムービーは、新郎新婦入場の直前に映写します。
プロフィールムービーは、お色直し中や披露宴の真ん中あたりで映写されることが多いです。
お色直しは、意外と時間がかかります。
新婦の中には、着慣れないドレスに疲れてしまい、お色直しのタイミングで休憩する人もいます。
「ゲストを待たせている」と思うとゆっくり休憩もできませんが、ムービーを見ていると思えば、気兼ねなく休むことができますね。
ゲストを惹きつけるオープニングムービーにするポイント
オープニングムービーは、短い時間ですが目的があり伝えなければならないこともある大切なムービーです。
ここからは、短時間でゲストを惹きつけるムービーのポイントをお話ししましょう。
音楽はしっとり系よりも元気系
新郎新婦が入場する直前の披露宴会場はざわついています。
会場に入ったばかりのゲストは、緊張とワクワクで興奮しているかもしれませんね。
オープニングムービーは、まだ落ち着かない会場の雰囲気を引き締める役割があります。
元気な楽曲で一気に会場の空気を熱くしましょう。
最初に感謝の気持ちを伝える
オープニングムービーは、ゲストに「今日は来てくれてありがとう」と伝える目的もあります。
ムービーの始まりは感謝の気持ちを伝えることからスタートするといいですね。
感謝の気持ちはストレートに伝えましょう。テロップで「今日はありがとうございます」と表示してもいいですね。
ムービーの終わりは「カメラをご用意ください! 」
オープニングムービーの一番大切なポイントは、終わり方です。オープニングムービーが映写されたら、いよいよふたりの入場です。
新郎新婦の入場につながるような演出ができれば大成功ですね。
具体的には、カウントダウンが人気です。画面に「5・4・3・・」とカウントダウンを映し出せば、ゲストのボルテージは最高潮になりますね。
もしくは「皆様! カメラをご用意ください」とナレーションを入れる方法もあります。
ゲストは、オープニングムービーに集中してカメラの準備が遅れてしまうことがあります。
「カメラの用意を」と伝えることで、ムービーの終わりと披露宴の始まりをつなげることができますね。
おわりに
オープニングムービーが流れると会場の雰囲気は一気に盛り上がります。
新郎側のゲストと新婦側のゲストの間にあった目に見えない距離感も消えて一体感が生まれますよ。
ふたりらしいオープニングムービーを制作して温かい空気に包まれながら新郎新婦の入場をしてみてはいかがでしょうか。
2022年7月18日