エンドロールムービーって本当に必要?メリットや費用について解説!
結婚式のエンドロールというと、多くの方がきっと「最後に流れるあの映像のことか」とイメージできるでしょう。結婚式の演出としてムービーを用いるのは極めて一般的なことですが、「いくつムービーを作るか」で悩む方もたくさんおられます。
今回のテーマは「エンドロールムービー」について。
果たしてエンドロールがあるのとないのとではどのような違いがあるのでしょう。
また、エンドロールを作成する際の費用相場や、少しでもリーズナブルに、かつ素敵なエンドロールを準備する方法についても解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
結婚式のエンディングを演出する「エンドロールムービー」
エンドロールムービー『Botanical』
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披露宴の最後、新郎新婦が退場した後に上映することの多いエンドロールは、結婚式の余韻に浸り、感動をさらに掻き立てるドラマチックな人気演出のひとつです。
一般的に、エンドロールはおおよそ曲1曲分を丸ごと使い作成するため、4〜6分ほどのものが多い印象です。
プロフィールムービーやオープニングムービーとの大きな違いは、「ゲストの名前を載せることができる」点。参列してくださったゲスト全員の名前を、映画のエンドクレジットのように表示させる演出は、エンドロールの醍醐味でもあります。
エンドロールムービーありとなしで披露宴はどう変わるのか
きっと多くの方が気になるポイントとして挙げられるのが
という点ではないでしょうか。
エンドロールがなくても披露宴は成り立ちます。ですが、披露宴の最後にエンドロールがあることで、エンディングの雰囲気は異なるものになりますね。
ここでは、エンドロールの有無により、どのような違いがあるのかを簡単にまとめてみました。
エンドロールなしの場合
新郎新婦が退場した後は司会者が締めて披露宴のお開きとなります。この後新郎新婦のおふたりは、ゲストがお帰りになる際にお渡しするプチギフトなどの用意に入ります。
この場合、新郎新婦退場後すぐにゲストが会場から出ることはできず、ここでちょっとした待ち時間が生じます。
しばし歓談していたら「おふたりのお見送りの準備が整いました!」とアナウンスが流れ、そこからゲストがぞろぞろと会場を後にしていく流れに。
近年では比較的エンドロールを使用するケースが多いため、「あ、エンドロールなしなんだ」とゲストに思われる可能性もゼロではありません。
(とはいえ違和感があるほどではありません)
エンドロールありの場合
エンドロールがある場合、新郎新婦のおふたりが会場を後にしたあとに上映されるケースが多いです。
そのため、エンドロールが上映されている間に、おふたりがゲストのお見送り準備を整えることができる点がメリットでもあります。
エンドロール上映後には、比較的待ち時間もなくスムーズにゲストのお見送りを開始することができ、ゲストを待たせることがないのも嬉しいですね。
もちろん、ゲストはエンドロールを見ることで、さらに結婚式の余韻に浸ることができるのは言うまでもありません。
エンドロールムービーには2つタイプがある
実は、ひとことでエンドロールと言っても、全てが同じような形式のものではありません。エンドロールは大きく分けると2タイプあり、それぞれに費用も内容も大きく異なります。
ここでは、異なる2種類のエンドロールについて解説しましょう。
事前に準備するエンドロール
事前に準備するタイプのエンドロールは、あらかじめ「この映像、この写真を使いたい」とおふたりがセレクトしたものを盛り込んで作成するムービーのことです。
事前に作成するため、当日の映像などを含めることはできませんが、ゲスト全員のお名前はしっかり載せることができます。
プロフィールやオープニングムービーなども準備される場合は、ガラリとテイストの異なる写真や動画を使用すると雰囲気が変わっておすすめです。
当日の映像を盛り込んだエンドロール
当日の映像を盛り込んだエンドロールとは、結婚式当日のおふたりの様子や、ゲストの笑顔などを動画撮影し、披露宴が終わるまでにひとつのムービーにまとめたもののことです。
要は、「今日の出来事がすでに映像にまとめられている」わけなので、このスタイルのエンドロールが流行り始めた頃はかなり話題になりました。
いわゆる「撮って出し」と呼ばれるタイプのエンドロールで、費用がかなり高いのがネックです。
エンドロールムービー作成にかかる費用について
さて、エンドロールの気になる費用感ですが、やはりムービー関連のアイテムは費用が全体的にお高め。
式場提携の業者に発注する場合、平均して15万から25万ほどの費用がかかるのが撮って出し(当日映像を含むタイプ)のエンドロールです。
一方、事前準備のできるエンドロールなら、費用は5万円ほどに収まることが多く、撮って出しよりはかなりお安くなります。
ただし、式場によっては「エンドロールは撮って出しタイプのみ」しか選択肢がないケースもあり、この場合はどうしても費用が高くなってしまいます。
コスト重視なら「事前準備タイプのエンドロール」がおすすめ
結論、コストを重視してエンドロールを作る場合、事前準備タイプのエンドロールが圧倒的におすすめです。
エンドロールは当日の映像を含むものでなければいけないと思い込んでいらっしゃる方も少なくありませんが、実際そうではありません。
エンドロールの役目は、披露宴の最後をよりドラマチックに締めくくること。当日の映像は確かにゲスト受けも良いですが、当日映像なしでも素敵なエンドロールがいくらでも作成可能です。
エンドロールを撮って出しタイプのものから事前準備タイプのものに変更するだけでも費用は10万円、もしくはそれ以上節約可能。
10万円あるなら、その費用でアルバムやお料理をグレードアップする方が良いと考える方も多いのではないでしょうか。
さらに費用をおさえる「ムービー持ち込み」の選択肢
多くの結婚式場では、ムービーの持ち込みを認めています。もちろん、プロジェクターやスクリーンの使用料金などがかかるケースは多いものの、提携業者以外でムービーを依頼することで大きく費用を抑えることも可能です。
「式場で発注したら6万円かかるムービーが、他の業者にお願いしたことで2万円で作成できた」というケースは少なくありません。
まずは式場の担当プランナーにムービー持ち込みについて相談してみましょう。
ぜひ式場提携外業者への依頼も検討してみてくださいね!
まとめ
今回は、結婚式を締めくくるムービー「エンドロールムービー」について解説しました。
結婚式には、オープニングムービーやプロフィールムービーなど、さまざまなムービーが演出のひとつとして使用されています。
中でも、エンドロールは披露宴のラストシーンの印象を大きく左右する重要なムービーです。
結論、エンドロールがなければ結婚式が良いものにならないわけではありませんし、必ずしもエンドロールを入れるべきだとは言いません。
ただ、エンドロールがあることで、ゲストはさらに感動し、パーティ自体も最高な形で終えることができるのは事実。
ぜひ、おふたりに最もふさわしいエンドロールのスタイルを選んでいただければ幸いです。
2022年11月23日