結婚式の節約テクニックを伝授!節約すべきポイントがマルわかり!
結婚式といえば莫大な費用がかかる印象。ですが、ちょっとした工夫で大きく節約することが可能です。
今回の記事では、結婚式の節約テクニックを紹介!元プランナーの目線から、オプションの選び方や持ち込みアイテムの使い方次第で結婚式費用を節約する方法について詳しく解説します。
これから結婚式を予定されている方の参考になれば幸いです。
目次
結婚式費用を大きく左右する3つのポイント
ポイント①料理
結婚式といえば料理にこだわりたい方が大多数。せっかく大切なゲストに参列してもらうのですから、美味しいお料理でおもてなしをしたいと考えるカップルは非常に多い印象です。
ところが、結婚式のお料理は安価なものではありません。一番安価なコースでもひとりあたり1万円はするのが普通でしょう。
このランクをアップすればもちろんお料理は豪華になりますが、金額はひとりあたり数千円アップします。
例えば70名の披露宴でお料理を3千円ずつアップすれば、その総額は21万円。かなりの金額をプラスすることになりますね。
このように、お料理をどう選ぶかで総額は大きく変わります。
ポイント②会場装花
結婚式場を素敵に見せるのがお花。メインテーブル(新郎新婦のお席)やゲストテーブルには生花が美しく飾り付けられています。
もっと素敵に!もっと豪華に!
と好きなようにお花をチョイスしていくと、金額はその分大きく膨れ上がってしまうもの。
特に、ゲスト人数が多い披露宴では、ゲストテーブルごとの装花をランクアップすると、一卓ごとに数千円の費用がかかるため、総額すると思いのほか高額になることもあるでしょう。
お花は安い買い物ではありませんが、結婚式においてはとても重要。予算を考えながらうまく決めていく必要があります。
ポイント③アルバムやムービー関連
結婚式を挙げるなら、素敵なアルバムを残したいと考えるカップルも多いですね。また、写真だけでなく動画を残したい場合はなおさらです。
また、披露宴中はムービーを使った演出が何かしら入るのが一般的。プロフィールムービーやエンドロールなどを全て発注すると、ムービーだけで数十万円の費用がかかることも珍しくありません。
優先順位を決め、慎重に選んでいかなければならないポイントですね。
結婚式費用の節約テクニック
結婚式費用を節約するには、まず「何をどのように節約する方法があるのか」を正しく理解することが大切です。
ここからは、費用を節約するためのテクニックについて紹介します。
やみくもに節約するのではなく、クオリティを保ったまま費用を抑えたい方必見のお役立ちテクニックが満載。ぜひ参考にしてくださいね。
ペーパーアイテム
招待状や席次表、メニュー表や席札などのペーパーアイテムは手作りすることで費用を削減することができます。
特に招待状と席次表・席札の手作りは、失敗するとゲストに失礼な印象を与えかねないため、入念なチェックが必要。名前の間違いがないかどうかなど、慎重に進めていきましょう。
とはいえ、オシャレで素敵なペーパーアイテムの手作りキットなどはたくさん市販されており、結婚式アイテムの中でも手作りのハードルが低いペーパーアイテム。
時間に余裕のある方なら、まずはペーパーアイテムを手作りすることから始めるのがおすすめです。
会場装花
先ほどもお伝えした通り、会場装花で費用総額はかなり左右されてしまうため、こだわればこだわるほど予算オーバーになりがち。
とはいえ、節約したいからといって会場装花を大幅にカットしてしまうと、当日の会場のイメージがかなり寂しい印象になる場合もあるため注意が必要です。
ゲストテーブル1卓あたりの費用を削減できると総額で見た時に大きくコストカットができるのは魅力的。ここでおすすめなのが、テーブルを装飾する持ち込みアイテムです。
会場装花の持ち込みはどの会場も基本NGですが、テーブルに飾るアイテムに関してはルールが厳しくないのが特徴。
例えば、お花を少なくする代わりに卓上にお二人が選んだキャンドルを置いてみたり、メニュー表を素敵に大きめに仕上げて置いてみたりすると、卓上がさみしくならず素敵に仕上がります。
お料理
お料理に関しても妥協したくない方がきっと大多数でしょう。とはいえ、お食事のランクを下げれば総額で一気に10万円以上の節約につながることが多く、悩ましいところ。
ここでおすすめしたいのが「一品追加」の方法です。
ランクを上げると総額が一気に上がるので、例えばお料理のプランは一番安価なものにしておき、その代わりに一品オプションを追加するのです。
よくあるのがお茶漬けやミニうどんなどの〆のオプション。もしくはデザートビュッフェですね。
これらを選べば費用はもちろん上がりますが、コースのランクアップよりも節約できるケースはかなり多いです。ぜひ検討してみてくださいね。
演出用ムービー
披露宴の演出用ムービーと言えば、
- オープニングムービー
- プロフィールムービー
- エンドロールムービー
の3つが挙げられます。これら3つは式場でオプションとして申し込むことができるのが一般的。ただし、いずれも割と高額なため、全て選ぶとかなり予算を圧迫することが多いはずです。
ここでおすすめなのが、式場のオプションでなく、外部の業者に依頼をして作成したムービーを持ち込む方法。
多くの式場ではムービーの持ち込み自体は可能で、プロジェクターとスクリーンの使用料金だけ支払えばOKというルールが設定されています。
そのため、外部業者に依頼することで費用をかなり抑えることが可能。ちなみに、ムービーの手作りは可能ですが、手間や時間がかなりかかる上に完成度も低くなりがちなので、あまりおすすめできません。
オープニングムービー 10,780円(税込)から
プロフィールムービー 17,380円(税込)から
エンドロールムービー 16,280円(税込)から
費用を抑えながらクオリティの高いムービーが手軽に作成できます。
ご興味がありましたら、ぜひご覧ください。
衣装
結婚式の衣装にはこだわりたい花嫁さまが多いでしょう。しかし、衣装を一着増やすだけでも20万円など高額な費用がかかるため悩みどころでもあります。
ここでおすすめしたいのが、増やしたい衣装を一着我慢してその衣装で前撮りする方法。前撮りは依頼するスタジオにより費用がかなり変わりますが、近年では比較的安価で質の良いウェディングフォトが増えています。
例えば、当日和装と洋装2点(ウェディングドレスとカラードレス)で検討されているのなら、和装で前撮りすることで同日の衣装は一着減らすことが可能。
さらには、前撮りすることで、結婚式場以外のロケーションでのお写真が残せるメリットやウェデングムービーに使用できることなど、総合的にみてメリットが多いのが特徴です。
日取り・時間帯
もし、これから結婚式を挙げることだけが決まっていて、式場予約がお済みでない方なら、選ぶ日取りや時間帯を工夫することで大きくディスカウントしてもらえるケースもあります。
結婚式には人気の季節や曜日、時間帯などが決まっており、どうしてもそこに予約が集中しがち。式場側もなるべく満遍なく予約枠を埋めていきたいというのが本音です。
例えば土曜なら午後、日曜なら午前の結婚式が断然人気ですが、ここをあえてずらしてみることで5万、10万とお安く予約ができることは割と多いもの。
もちろん、ゲストの都合やお二人の希望を考慮した上で決定する必要はありますが、選ぶ日程や時間で費用を節約できることは知っておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、結婚式の費用をいかにして節約するか、その方法について解説しました。
ただ単に費用を節約するのなら話は早いのですが、クオリティを維持したいのであれば「どこを節約するか」が重要なポイントになります。
一生に一度の結婚式が素晴らしいものになりますように!賢く節約しましょう!
2023年2月7日